離婚後、家族4人がどのように生活していくのか、一番初めに決めたのは住まいです。
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元ダンナは自分の実家へ
これはもう別居時のままですね。
向こうの親は
「早く帰った方がいいんじゃない?」 とか
「いつまでも居られると困る」(金銭的な面で)とか
別居して3ヵ月もしないうちに言い出してましたけど、結局はそのまま実家に居座る羽目になったというわけですよ。
まぁ、今度は親に居候代入れるんでしょうから、どーでもいいや、って感じだったんですけどね。
私的には向こうの両親に対して
これまで息子(元ダンナ)に手が掛からなかった(若くして結婚したから)分、面倒見て下さいな、的な気分でした。
私と子供達はそれぞれ一人暮らし
大学生と専門学校生だった子供達は、これを機に一人暮らしをしたいと言い出しました。
学校自体は家から通っていたのですが、そう遠くもない将来、就職先によっては家を出ることになるのは明らかでした。
そうなると、いずれ私一人になってしまうなら、3人分の住居スペースがあるところを借りるのはどうなんだろう? ということにもなり…
ならば、3人近場でそれぞれ一人暮らししよう。 ということになったのです。
私の母親からは
「なんで一緒に住まないの? 家賃とか勿体ない!」
と言われましたが、私としては今後それぞれの“自立”ということを重視したかったのですよ。
普通、順当にいけば、親の方が先に亡くなることでしょう。
どういった形であれ、子供はいつか親の元から離れます。
私は子育ては “一人で生きていける力をつけること” だと思ってやってきました。
なので、そこは勿体ない、とか、お金の問題じゃないんだよなぁ、といった感じでした。
3人とも、一人暮らし初めてだったので、なんか、どこかワクワク感もあったんじゃないかと思いますね。
転居の準備
結局、全員がバラバラに暮らしていくことになったわけで、それぞれ引っ越しのための準備をすることになりました。
ネット検索、不動産巡り、アパートの下見 等々…
ウチは引っ越し貧乏だったので、私自身、転居すること自体は慣れていたのですが、
なんせ3人分だったので、慌ただしかったと思います。
「と、思う」というのも、内見とか契約した時の記憶が殆どと言っていい程無いのです;
当時のことで覚えているのは、誰も持っていく先がない家具や電化製品を、リサイクルショップに連絡して見積りに来てもらう手筈は私がやった、ということくらいですかね…
キッチンのミルサーとか、製菓・製パン道具とか、そういった物も全然手元にないので、多分みーんな この時に処分しちゃったみたいです。
どうせ一人暮らしじゃあ お菓子もパンも作ることはないだろう、荷物になるだけ、って感じだったと思います。
幾つか実家に預けた荷物もあったので、キッチン用品は今になって 捨てなきゃ良かったなぁ、と思うものも結構ありますね。
でも、荷物の仕分けとか、引っ越し準備とか、後は本当に何がどうだったのか、覚えてないんです。
もう、色々な変化にいっぱいいっぱいだったんじゃないでしょうか。