うつ病は疲れます。
でも、生活のために仕事も家事もこなさねばならない状況は、かえって自分に鞭を打つ状態へと追い込むようになりました。
自虐的家事労働。疲れて食欲も出ない。
半土で仕事して帰ると、掃除機かけながら埃取り。
畳の上に置きっぱなしだった服が気になりだして、それらを全て片付け始め、押し入れの中まで片付ける。
昼食もとらず、かえって早々ガシガシ家事をやり、もう疲労感激し過ぎてご飯なんていらない状態…。
このような自分のキャパシティーを超えた家事労働を無理やりやっていました。
もう自分でも これは自虐行為では? と思うくらい。
【ノートより】
こいうバリバリの家事とか、やたら歩きにでるとか、やり場のない感情を一番真っ当な形で出している、ってだけ。
だから周りは変だと思わないし、フツーにやれてると思っちゃうんだろうな。
でもさ、これがもし 方向性が変われば、リスカだったりOD(オーバードーズ)だったりするのかもしれない。
根底の所では 大した差はなかったりするような気がする。
食欲もガックリ落ち、毎回食べることが疲れるようになりました。
プチ拒食症みたいな感じです。
それでも痩せる分にはいいけど、病的に痩せるのはイヤだから、筋力つけるためにウオーキングをする、というような感じで、どんだけ休もうとしないんだよ! な状態でした。
自虐的行為が些細なことから自傷行為に
【ノートより】
手首を猫(ウチのペット)にじゃれつかれ、噛まれた跡を見てた。
プチリスカもどきに 爪痕つけて、カッターで少ーし引いてみた。
でもなぁ…
カンタンに血なんて出ないモンだな…
↑ ノートを見る限り、多分これが最初だったのではないかと思います。
そのうち、コッソリとリストカットという形で自傷行為を繰り返すようになっていきました。
浅かった傷が 二度、三度と回を重ねると深くなっていきます。
ぷっくらとした程度の出血がたらりと垂れるようになるのです。
カッターと絆創膏必須でした。
なぜリストカット(自傷行為)に及んだのか
とにかく自分自身が嫌でたまらなかったし、こんな状態でも生きている自分を罰しているような所はあったかと思います。
なんか…こう 手首を切って 血を出すことで 自分の悪いところも出しているような… 膿を出すような感じですかね。
流れ出る血を見ると、なぜか少し浄化されたような気持ちになるのですよ。
“ 生きてる ”って実感させてくれるというのもあったと思います。
自分の存在がここにある、って感じですかね。
こうした感覚に陥ってしまうのも、やはり病気からといった所が大きかったと思います。
それだけ切迫した精神状態だったのですよね…。